高雄捷運 (地下鉄)
[2010年5月]
高雄捷運は、2008年に開業したばかりの、台湾で2番目となる地下鉄です。もっとも「捷運 (しょううん)」というのは、「都市鉄道」といった意味合いで、建設予定路線の中にはライトレールも含まれていることから、「高雄捷運 = 高雄地下鉄」と呼んでしまうと語弊はあります。
こちらは高雄近郊の台鉄 (台湾国鉄) の橋頭駅。高雄捷運との接続駅となり、駅舎も橋上化されています。
こちらが高雄捷運の橋頭火車站駅。捷運紅線の現在の北の終点です。台鉄・橋頭駅とは駅舎が隣接しており、乗り換えは至便。このあたりは高架区間で、駅舎が2階、プラットホームが3階という構造になってます。
車両はシーメンス製の第三軌条式。台北の車両と似ていますが、側面が直線的となり、台形断面となっています。列車は3両編成ですが、将来の長編成化に備えて、プラットホームは (恐らく) 6両分ほど取ってあります。
車内はロングシート。郊外区間は3両でもガラガラという程度の客の入りです。しかし、結構な高頻度で運行されています。
SIEMENSの銘板。
市中心部は地下区間となります。地下区間ではホームドアが設置されています。