台北捷運 (地下鉄)
[2007年5月]
台北捷運 (台北地下鉄) に乗ってみます。
現在の台湾では、地下鉄が走っているのは台北市のみです (高雄市でも建設中)。台湾では「地下鉄」は「捷運 (しょううん)」と呼ばれ、意味合いとしては「都市圏の鉄道網」といった感じになります。台北捷運は1996年開業と日が浅く、駅施設も近代的な造りです。写真は、淡水線の民権西路駅。
地下鉄の構内は飲食禁止。あめやガムなんかもダメです。違反したら罰金もあり。
地下鉄の車両。規格は、軌間1435 mm、第三軌条方式という一般的なものですが、車体幅は日本の標準的な車両よりも大きく、車内は広々としています。椅子は日本のようなクッションつきのものではなく、プラスチック製の硬いもの。車両は日本の川崎重工製やドイツのシーメンス製などがありますが、見た目がほとんど同じで見分けが付きません。
地下鉄の台北駅。台鐵 (台湾国鉄) と高鐵 (台湾新幹線) の台北駅に接続しています。利用客が多いためか、この駅にはホームドアが設置されています。
こちらは、同じく台北駅の板南線ホーム。新交通システムの木柵線以外は、車両は全て同型で、ホームドアやサインシステムの色だけがラインカラーに合わせられています。
地上区間もあります。こちらは剣潭駅。台北の有名な士林夜市の最寄駅で、周辺は大変な混雑です。