海外各地の旅行先で出会った鉄道風景を紹介します。日本国内の話題も時々。

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クトノ ~ ワルシャワ : 電車タイプの特急列車「インターシティ」

[2016年5月]

ワルシャワの西にある街クトノ (Kutno) から、特急列車「インターシティ」に乗ってワルシャワへ向かいます。

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小さな駅舎のクトノ駅。5方面の路線が分岐する主要駅で、ベルリン行きの国際特急列車「ベルリン・ワルシャワ・エクスプレス」も停車します。


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ビドゴシュチ (Bydgoszcz) 発ワルシャワ行きのIC 5114列車「ウチニチカ (Łuczniczka) 号」。この列車に乗車します。ヨーロッパでは珍しい電車タイプの特急列車で、スイスのシュタッドラー (Stadler) 製「フラート (FLIRT)」シリーズの車両を採用しています。ポーランドでの形式名はED160系。連接台車を履いていることも特徴です。


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最高速度は160 km/h。晴れ渡った空の下、列車は順調に走ります。


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列車は20分置き程度に途中駅に停まります。車内のモニターには、停車駅案内に加え、走行速度や外気温なども表示されます。


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クトノから1時間あまりで、ワルシャワ中央駅 (ヴァルシャヴァ・ツェントラルナ Warszawa Centralna) に到着。列車は次のワルシャワ東駅 (ヴァルシャヴァ・フスホドニャ Warszawa Wschodnia) まで行きますが、ほとんどの乗客がこの駅で下車します。


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この列車にはバル (ポーランドでは軽食堂の意味) も連結されています。


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こちらの列車は、ほぼ同時期に導入された同じくインターシティ用のED161系電車。ポーランド地場のペサ (Pesa) 製のDARTと呼ばれる車両で、連接台車の採用やバルの連結など、仕様はED160とかなり共通しています。


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地下ホームを持つワルシャワのターミナル、ワルシャワ中央駅。短い列車旅は終了です。


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